早寝早起き朝ごはんはできていますか?

こんにちは、いったです。

 

子どもには規則正しい生活を送ってもらいたいですよね。

 

個人差によって脳の活動が活発な時間帯に差があるという説もありますが、学校が決まった時間にある以上、睡眠不足では全力が出せません。

 

では、早寝早起き朝ごはんができている子はどんな特徴があるのでしょうか。

 

早寝早起き朝ごはんができている子

時間の使い方を見てみると、早寝早起き朝ごはんができている子ども(以下,規則君)はできていない子ども(以下,不規則君)に比べてメディアの使用時間に使用時間が短いことが分かりました。

また、学習塾の時間も平均して短いことから、塾通いは寝る時間をやや遅らせてしまう傾向もありそうです。

 

しかし、規則君は学校の成績の面では不規則君たちと変わらず、むしろ部活動にかける時間は多くなっているということがわかりました。

 

少なくとも学校生活においては,規則君のほうが効率的に時間を使えていそうですよね。

 

早寝早起き朝ごはんができる子の習慣

規則君は、早寝遅起き朝ごはんの子どもたちと比べて決定的に違う習慣があります。

 

それは、朝は自分で起きているということです。

 

また、時間を無駄に使っていると感じることやもっとゆっくり過ごしたいと感じる割合も、ほかの子どもたちと比べて低くなっています。

 

このことから、規則正しい生活は心の健康にもつながっていることが分かります。

 

子どもの集中力への影響

できる君はその他の子どもたちと比べて、やる気が起きない,あきっぽい(集中力がない)などの項目の点数が低いことが分かりました。

 

つまり、早寝早起き朝ごはんと子ども集中力の間には、関係があることが示唆されます。

 

また、都市部の子どもたちほど早寝早起き朝ごはんができていない傾向が強く、人口の小さい市町村であるほどできる君が多いということもわかっています。

 

「最近の子どもは集中力がない」といわれるときの最近の子どもとは、都市部にすんでいる子どもたちのことかもしれませんね。

 

早寝早起き朝ごはんを身に付けるべき?

冒頭にも述べたように、最適な時間の使い方には個人差があります。

そのため一概に、早寝早起き朝ごはんがいいとは言い切れないのは確かです。

 

しかし仮に、遅寝遅起きであっても、十分な睡眠を確保して規則正しい生活をすることの大切さは変わりありません。

 

毎日決まった時間から学校がある小学生~高校生は、朝の始業時間を選ぶことはできません。そのため規則正しい生活生活を送ろうと思ったら早寝早起きをすることになります。

 

絶対正しいとは言いません。どうしても朝起きるのは難しい人もいます。

 

だから、一度やらせてみて、しんどそうでなければおススメするくらいでいいかなと思います。

 

現代では、早寝早起き朝ごはんは絶対の標語ではありませんが、学校教育との相性はよいです。少なくとも、挑戦する価値はありそうですね。

 

 

なんだか今回立場が定まらなかったですね。というのも私がブログを更新する時間がAM2時くらいなんです。遅寝遅起きです。許してください。

 

参考文献

岡部 悟志(2009). 「早寝早起き朝ごはん」ができている子どもの特徴とその家庭環境 研究所報 / Benesse教育研究開発センター [編], 55, 58-70.