【ユーモアの提案】家庭で子どもにどう接していますか
こんにちは、いったです。
最近、塾で生徒を教えているときに思ったことがあります。
「面白い先生は人気が出るけど、教えることは教えなきゃいけない。勉強を教える必要がなければ笑いに全振りしたいのに。」
そう考えると、子どもの成長が”自分事”になる家庭では、小さな失敗でも笑って気にせずいるというのが相当難しいだろうなと思いました。
でも、あれ?楽しむと教えることって分けなきゃ無理かな?とも思いました。
学校も部活も習い事も楽しいけど、やっぱり家庭が一番面白い
ってすごいいいじゃん。
家庭が一番面白いっていいな
そう考えたとき、自分の家庭がそうであることに気が付きました。もちろん両親はお笑い芸人ではないし、関西人でもありません。それでも間違いなく面白いんです。
それは、どんな失敗も受け止めて笑いにしよう、という雰囲気がずっと流れているからです。
失敗をすべて受け入れる、というのはとても難しいです。でも、それができるのはおそらく家庭だけなんです。
さざえさん・クレヨンしんちゃんとドラえもん・ちびまる子ちゃんの違い
家族系のアニメでいうと、上の4つが有名どころかなと思いますが、個人的に子供になりたいと思う家庭はさざえさんの家としんちゃんの家庭です。
ドラえもんやちびまる子ちゃんの家庭は、暖かいところもありますが、常に「親と子」という関係です。教訓のような話で、親子ドラマは見られますが、ユーモアはありません。
サザエさんはどうでしょう。
カツオがしでかした失敗を叱ることはする。しかしそれをいい話では片づけません。必ず最後は引きの絵で「わはははは」となって終わります。
必ず笑顔になる、から見られるんです。どんどんカツオが悪ガキになったりそのうち家を飛び出したりしていては見るほうも耐えられません。
どうやったら笑顔で終われるだろうか。
と考えて
きっと笑顔になるんだ。
と信じる。
家族のメンバーがみんなそう思ってくれていたらこんな素敵なことはありません。
もちろん、楽観的になればいいわけじゃありません。
どうにかなる、ではなく、さてどうなったら笑えるか、です。
皆さんはあのオープニングのように、子どもたちと同じテンションで踊れるでしょうか。
しんちゃんのような皮肉めいたボケに、一つ一つ突っ込めるでしょうか。
ユーモア、どこかにおいて来てませんか?